本革が”サスティナブル”である
理由を4つの視点で説明します。

ページの目次

0、企画~TLA(Thinking Leather Action)って何?

1、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません

2、革製品を使うと、脱炭素につながります

3、お肉、革製品、化粧品など、動物からいただいた命は、余すことなく活用

4、革製品は長持ち。だから地球にやさしい

0、企画~TLA(Thinking Leather Action)って何?

本革がなぜサスティナブルな素材なのか、それを説明するために、まずは、最近、皮革業界で話題になっているTLA(Thinking Leather Action)について紹介します。TLAは、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)※ が2021年に立ち上げたワーキンググループです。TLAは、地球規模でサステナビリティへの関心が高まる中で、革が環境に配慮した製品であること、長く使える優れた素材であること等を様々なデータと共に世界中へ発信しています。現在もSNSなど通じて、活発な情報が発信されており、今後はタンナー(製革業者)や革素材、革製品を扱う各企業・団体からも、バックアップする発信が行われる予定です。 以下【1】~【4】の説明は、そんなTLAが様々なデータと情報を集約してまとめて内容となります。
※一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)1986年に設立された皮革および皮革製品に係る総合団体。皮革および皮革製品の生産・流通・貿易に関する各種施策の総合調整・技術開発・普及啓発などを実施しており、皮革産業の総合的な振興・発展および連帯強化を図っています。現在、皮革関係24団体を会員として活動しています。

1、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません

革製品は、食肉用などの動物からお肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。なので、動物の命を革製品のためだけにいただくということはありません。食肉文化が続く限り、動物に感謝の想いを込めて、命の一部である皮を無駄なく革製品として活用していく。これは、ずっと昔から続くエコでサステナブルな活動であり、この先も続けていくことが、私たちの使命であると考えています。
<TLA(Thinking Leather Action):(一社)日本皮革産業連合会>

2、革製品を使うと、脱炭素につながります

革製品を使うのをやめたとしても、皮は畜産から出続けます。例えば牛の皮。その量はなんと、日本だけでも1年間に約100万頭分(2021年)。もし活用しないとなると、ハンドバッグにして769万個分、革靴にして2,500万足分の皮を無駄に廃棄・焼却することになり、相当な二酸化炭素が排出されます。また、これまで革でつくっていた商品を別の素材でつくることになれば、さらなる二酸化炭素の排出につながる可能性すらあります。皮を、革製品として活用することは、脱炭素につながる、エコでサステナブルなサイクルなんです。
<TLA(Thinking Leather Action):(一社)日本皮革産業連合会>

3、お肉、革製品、化粧品など、動物からいただいた命は、余すことなく活用

家畜として育てられている牛や豚。その体の大部分は、お肉として私たちの食卓に届けられます。そして、皮をはじめとした動物のさまざまな部位は、化粧品や医療、油脂、コラーゲン、ゼラチン、肥料など、すべて余すことなく活用されています。革製品は、食肉用などの動物からお肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。皮を革製品として活用する。これは、ずっと昔から続くエコでサステナブルな活動です。大事なことなので、何度も言いますが、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。
<TLA(Thinking Leather Action):(一社)日本皮革産業連合会>

4、革製品は長持ち。だから地球にやさしい

安価で見た目がいいモノも増えてきていますが、その中には長持ちしないモノも多く存在します。短いスパンで買い替えていくと、モノをつくるときと捨てるときに、地球環境への負荷がかかります。一方で、皮革/革製品は、標準化された物理試験でも耐久性・機能性に優れているというデータがあり、丈夫で長持ち。革は、長い目で見ると、地球にやさしくて、とってもエコな素材なんです。
<TLA(Thinking Leather Action):(一社)日本皮革産業連合会>