• 国土は日本の約2倍あり、人口2億人以上。 うち98％がイスラム教徒で、古代にはインダス川の恵みを受け、肥沃な大地にインダス文明が興り、またシルクロードを使った交易と、多様な民族や文化の交流が盛んな国、パキスタン。 イギリス統治下時代に近代産業化が急速に発展し、世界第４位の綿の生産量及び、第３位の消費量を誇るまでになります。そして綿についで世界的に大きな産業となっているのが皮革産業です。 その規模は年間の原皮生産枚数が約5000万枚で中国、インドに次いで世界第3位となっています。
  ※国連食糧農業機関（ＦＡＯ）の統計
  
  国内には約800もの工場があり、その中でも東部に位置するシアルコットには、タンナーを始め革製品を製造する工場が集中し、何十年も前からヨーロッパをはじめ、世界中の高級ブランドの皮革製品がここパキスタンで生産されています。
  
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• 地球の環境を守るために厳格な環境基準を設けている ヨーロッパの製品を生産していることから、皮革に 関わる工場においては、世界で一番厳しい環境基準を クリアできる設備を備えることを国から義務付け られています。 よってパキスタンで皮革製品を生産すること＝ サスティナブルと紐付けすることができるのです。 LIUGOOのオリジナル製品はこういった地球環境の ことも考えて、素材の生産地、素材の加工地、それを 製品にする場所を選定し作られています。
  

• 世界中の人が沸きに沸く世界最大のサッカーの祭典「ワールドカップ」。 その祭典に欠かせないサッカーボール。 そのワールドカップの公式ボールを生産し、さらにはサッカーボールの 生産が世界一の場所、それが何を隠そうパキスタン、シアルコットです。 このシアルコットが世界一の生産地といわれる所以は、イギリス植民地 時代にそれまでイギリス生産だったサッカーボールの生産技術が パキスタンやインドに伝えられたことがキッカケでした。 元来の仕事の丁寧さと手縫いの技術力の高さに加え、近代的な機械や 最先端技術が加わりました。
  近年は安価でサッカーボールを製造する中国もシェアを拡大しつつあり ますが、クオリティではシアルコットのほうが圧倒的に勝り、現状の 皮革製品の品質の良さにつながっています。
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• 上述してきたように、パキスタンという国はヨーロッパ諸国を中心に、 今では世界中の皮革製品の生産国として、様々な需要、用途に応えて います。
  １回のオーダーに何万着という枚数をこなすため、生産体制は無駄が なく、効率化されていて実にシステマチックです。 また工場で働く職人さん達の知識、技術、経験は確かなもので、例を 挙げると実際の縫製職人の方々は１ヶ月の間に1人あたり何百着という 単位の枚数をきっちり丁寧に縫い上げます。 その技術は圧巻で数ミリ単位もきっちり縫い分けることができています。 またその他にも仕上がりをきちんとチェックする検品体制も万全で、 人の目が届くところは一点一点丁寧に検品のプロが触診し、目では 見えないところは機械を使用し抜け目なくチェックしています。 効率化するところは効率化し、人の手を入れる必要があるところは しっかり入れ、最高品質の物を作り上げる、そんな物づくりの精神が パキスタンには備わっています。